Youth Project若者応援プロジェクト2018
2018年8月21日(火)からスタートした、四国約1000kmをサイクリングする若者を応援するプロジェクト、『四国一周サイクリングChallenge!-2018-』が、2018年9月26日(木)に参加チームの全10チームが全てゴールしました。
このプロジェクトでは学生たちに、四国一周サイクリングへ旅立つ前に、四国一周サイクリングに対する『意気込み』をパネルに書いてもらい、ゴールした後にも、四国一周サイクリングの旅を終えた『感想』をパネルに記入してもらいました。
参加した学生たちは「四国の魅力を肌で感じる」と同時に、「人とのつながり」「人への感謝」「仲間の大切さ」など、今回のプロジェクトを通じて大人になるために必要なことを学び、学生たちは一回り大きく成長して旅を終えていることが分かりました。
No. | チーム名 | 氏名 | メッセージボードに記した内容 | |
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スタート前の「意気込み」 | ゴール後の「感想」 | |||
1 | 高知大学サイクリング部 | 亀田 崇史 | 四国の良い所を知る もう一回り成長する | 何事も地道に!!を知った旅 次は日本縦断 |
松原 雄太 | 四国4県をもっと知りたい | これからの旅のはじまり | ||
2 | The Sayaendos | 村上 慎太朗 | 自分への挑戦 | 支えてくれた人への感謝 |
手嶋 陸也 | 全部を楽しむ。挑戦! | 人との繋がり | ||
金子 隼人 | 成長への道 | 人生を豊かにしてくれた道 | ||
3 | なかよしさいくる | 今城雄太郎 | 1000㎞走りきるぞ!! | しんどいことも辛いこともあったけど、 おいしい食べ物と美しい景色が最高でした!! |
井澤 壮太 | 四国のグルメを堪能するぞ!! | 食べ物、山、海、川、景色すべてが最高でした!!! | ||
4 | Caetlra(サエラ) | 岡村 拓海 | Go to the next stage! | 四国に恋した! |
松浦 公美花 | 協力・挑戦 | 過去最大の経験 成長旅 楽しかった 出会ったたくさんの人に感謝 とてもきれいな景色と食べ物 必ずまた来る |
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内藤 駿人 | 大学生活最大のチャレンジ!! | 成長の最高の機会! | ||
森 美早紀 | 「女子力」「自転車」→との共存 | 食べ物がおいしい 自然がきれい 体がひきしまってやせる 四国で女子力UP!! |
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5 | 松山大学双輪会 | 仙波 颯 | 各県の魅力を隅々まで堪能できる【旅】 | 人生で絶対に欠かせない仲間との思い出!! |
青木 健志 | 四国を満喫する一週間 | 四国を最大限楽しめれる旅 | ||
田中 祥永 | 四国の魅力を世界へ! | チームがあってこその成長 | ||
村上 航 | 地元、四国の美を知る。 | 自然を通して自分磨き | ||
6 | TRE-トライ-(Team Re Ehime) | 挾間 龍史 | 新たなスタートへの第一槽! | 四国二周目したくなる程、良い旅だった! |
大澤 史哉 | 挑戦! | 四国が広いことと、魅力が味わえた旅! | ||
福原 良太 | 未知へのトライ! | 四国の厳しさとその先の達成感が味わえる旅! | ||
7 | Team富大 | 高鳥毛 啓介 | 夢の一つ | 皆がいたからなしとげられた |
松岡 広太朗 | ゆるポタ! | 圧倒的成長!!! | ||
町田 雅和 | ガチャポタ! | 1周しないと味わえない喜びと学びがそこにはあった。 | ||
村形 周平 | 強くなる | なんだかんだ楽しい! | ||
二ノ丸 拓哉 | チャレンジ! | 過酷でもそれ以上に楽しい!! | ||
8 | 長野高専 | 山下 和海 | 人との交流を大切にしたい | 地元の方々の優しさをたくさん感じられた! |
橋本 青空 | 自分を成長させる旅 | 四国の見どころを沢山味わえる旅 | ||
9 | 大阪市立大学体育会サイクリング部 | 梶田 明宏 | 最大級のチャレンジ! | チャレンジ達成! |
丸本 浩太郎 | 強くなって帰ってくるわ! | 景色、ご飯、走りやすさ、魅力盛り沢山^^ | ||
芝原 孝幸 | 本州では見られない絶景を探す! | 絶景の連続 | ||
石田 亮太 | 未知への挑戦 | 美食・絶景・歴史との出会い | ||
田中 航平 | 痩せます!! | ±0(体重)料理 美味しかったです!! | ||
10 | RCTC (立教大学サイクリング部) |
柳沢 千暁 | 集大成 | 8割満足 |
古村 拓也 | LOVE 愛 あい | めぐり会い 一期一会 | ||
青田 優汰 | 思い出 | 満腹 |
スタート前とゴール後では「参加者たちにどのような心境の変化があったのか?」を、写真とともにいくつかご紹介します。
まずスタート前の『意気込み』では、四国一周サイクリングを<自分への挑戦>や<未来への挑戦>と位置付けた方が多くいました。
亀田崇史(かめだ たかふみ)さんは「四国の良い所を知る もう一回り成長する」、村上慎太朗(むらかみ しんたろう)さんは「自分への挑戦!」、 挾間龍史(はざま りゅうじ)さんは「新たなスタートへの第一漕」、福原良太(ふくはら りょうた)さんは「未知へのトライ!」と記して旅立ちました。
ゴール後の<感想>は様々。亀田さんは「何事も地道に!!を知った旅」と、<チャレンジを通じて努力していくことの大切さ>を学んだり、村上さんは「支えてくれた人への感謝」と、<周りにいる人たちのありがたみ>を感じたり、挾間さんは「四国二周目したくなるほど良い旅だった!」と、<四国一周サイクリングの魅力>を伝え、福原さんは「四国の厳しさとその先の達成感が味わえる旅!」と、<自然の厳しさと、それに立ち向かうことの達成感>を得ていました。
〈高知大学サイクリング部 亀田崇史さん〉
スタート |
ゴール |
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〈The Sayaendos 村上慎太朗さん〉
スタート |
ゴール |
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〈TRE-トライ-(Team Re Ehime) 挾間龍史さん〉
スタート |
ゴール |
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〈TRE-トライ-(Team Re Ehime) 福原良太さん〉
スタート |
ゴール |
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他にも、スタート前の『意気込み』では、高鳥毛啓介(たかとりげ けいすけ)さんは「夢の一つ」、古村拓也(ふるむら たくや)さんは「愛」と記入し、四国一周サイクリングに対して、<抽象的な言葉>で表現している学生もいました。
しかしゴール完走後は、<具体的な言葉>で四国一周サイクリングの「感想」を記入していました。高鳥毛さんは「皆がいたからなしとげられた」と<チームワークの大切さ>を実感し、古村さんは「めぐり会い 一期一会」と<四国一周サイクリングならではの出会い>を肌で感じていました。
〈Team富大 高鳥毛啓介さん〉
スタート |
ゴール |
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〈RCTC 古村拓也さん〉
スタート |
ゴール |
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今回、学生自身が一回り成長できたのは、チームメイト同士の支え合いや地元の方の協力など多くの発見があったからこそです。完走後、再チャレンジを希望してくれた学生も多くいました。また、いつの日か再チャレンジをしている学生の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
2018年夏、24都府県67チームの中から選ばれた10チームが、若者応援プロジェクト「四国一周サイクリング Challenge! -2018-」に挑戦し、四国一周をサイクリングで走破する旅に出かけます!
まず、高知大学サイクリング部の亀田崇史さんと松原雄太さん(ともに高知大学)と、チーム「The Sayaendos」の村上慎太朗さん、手嶋陸也さん(ともに東京外国語大学)、金子隼人さん(愛媛大学)が先陣をきり、8月21日(火)にスタートしました。
高知大学サイクリング部の亀田さんと松原さん
チーム「The Sayaendos」の村上さん、手嶋さん、金子さん
スタート前には、事務局からの連絡会が行われ、四国一周サイクリングのルート監修者である門田基志さんから、サイクリング走行上のアドバイスが行われ、学生は真剣な表情で聞き入っていました。その後は、四国一周サイクリングの想いを綴ったパネルをもって、記念撮影会を実施。学生からは、笑顔が溢れ、とてもリラックスした様子でした。
サイクリング走行のアドバイスを行うプロサイクリストの門田基志さんと、アドバイスに真剣に聞き入る学生たち
四国一周への想いを書いたパネルを持って記念撮影
連絡会の後には、スタートセレモニーが開催され、愛媛県の上甲俊史特別参与から「チャレンジする学生さんは、四国の魅力ある食・風景などを、SNSで情報発信してもらいたい!また、大人になる第一歩の節目の行事として、若者世代へ四国一周サイクリングを定着させていきたい」という激励があり、その後、各チームが「自己紹介」と「意気込み」を、メディアに向けて発表しました。
上甲俊史特別参与からの激励
[自己紹介/意気込み]順に、高知大学サイクリング部、チーム「The Sayaendos」
「人との出会いを大切にしたい。チーム全員で完走を目指します」「四国各地の景色や食事を、自分の足で走ったり見たりして、一周した時には一回り大きくなっていたい」とチャレンジに向けての意気込みを力強く語ってくれました。
そして、午前9時に学生たちは、愛媛県庁前を笑顔でスタート。高知大学サイクリング部は8月29日(水)に到着、チーム「The Sayaendos」は8月31日(金)に到着予定です。
愛媛県庁前からスタートする学生たち
2017年度については、リンク先をご参照ください。