宮﨑里佳さん｜FORMOSA900参加者の感想｜四国一周サイクリング｜疾走感、出会い、観光、食を楽しもう！

FORMOSA900 FORMOSA900参加者の感想

FORMOSA900参加者の感想

宮﨑里佳さん

「四国一周サイクリングCHALLENGE1,000kmプロジェクト」が始まった頃、台湾出身の一青妙さんの「自転車で環島」の講演会で、地元愛溢れるエピソードに心打たれ、私も女子一人で冬に四国一周に挑戦し、達成することができました。いつか環島してＷ達成したいと目標ができ、今回「EHIMEサイクリングプロモーション隊」のメンバーとして、念願の台湾一周に挑戦できることになりました。
台湾は、活気のある繁華街もあるけれど、時の流れがゆっくり感じられるような豊かな自然に囲まれどこかノスタルジック。ここは四国の〇〇っぽいなと感じる景色も多く、四国一周の想い出を重ねながら不思議な感覚で走りました。道ゆく人から「加油！」とたくさんの声援を送って頂き、そのたびに力が湧き上がりました。温かな国民性はもちろん、整備されたサイクルロードがあったり、交通ルールもサイクリストに寛容だったりと、サイクリング文化が根付いていることを感じました。
台湾内外のサイクリストとも、愛媛産真珠や砥部焼ブローチなどファッションきっかけで「サイクリングの楽しみはランチ！」「日焼け対策を教えて！」とサイクリング女子トークが弾み、愛媛の素敵なもの、四国の観光も伝えられて交流できました。私と同じサイクリングジャージに作ってもらったキティちゃんの御守りは、台湾メディアに「愛媛縣」と入ったキャプションで掲載していただきました。四国・台湾一周するにあたり温かい応援メッセージをいただいた応援幕。サイクリングアイランド四国・愛媛に来てね！のPRを兼ねて作ったものでしたが、台湾のサイクリストの方たちと写真におさまることができました。台湾を発つ日、一緒に過ごした現地ガイドの方がお見送りに来てくれて涙のお別れをするほど仲良くなれ嬉しかったです。
私は四国一周を自分の思い出としてだけでなく、広めて繋げていきたいと思い、その後サイクリングガイドの資格を取り、私なりに四国サイクリングの魅力を発信してきました。環島が若者の通過儀礼として広まっているように、四国一周が若い世代の新たな挑戦として広まれば、という思いを強くしました。