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Youth Project 若者応援プロジェクト2025

若者たちの四国一周2025

10日目 高知県・宿毛市〜愛媛県・宇和島市

朝8時に出発。夜のうちに降った雨は上がり、空は曇り。湿った空気の中にも秋の気配が感じられる。気温は涼しく、走るにはちょうどいい。

まずは前日に間に合わなかった「道の駅すくも」へ立ち寄り、スタンプを押す。街を離れ、長い登り坂を越えていくと、愛媛県に入った。佑輝さんは「よく眠れた」と笑顔を見せ、少し体力が戻ってきた様子だ。

朝いちばんに訪れたのは前日タイムオーバーで来られなかった「道の駅すくも」

高知から愛媛へと抜ける山間の道

「道の駅みしょうMIC」でスタンプを押し、自販機で水分を補給。リアス式海岸に沿った道を走る。海を眺めながらも、道は細かなアップダウンが続く。やがてポツポツと雨が降り始め、湿気が体にまとわりつくような暑さを感じた。

「道の駅みしょうMIC」では旬の鮮魚がならんでいた

途中、「道の駅津島やすらぎの里」は再整備のため休止中だった。代わりに「てんやわんや市」という仮設の直売所でスタンプを押す。地元の人たちが手作りの商品を並べ、温かい雰囲気に包まれていた。

愛南の海を見ながら入り組んだ海岸線を走る

昼は道中の定食屋へ。日替わり定食の大盛りをぺろりと平らげる。店を出ようとすると、ご主人が袋いっぱいのみかんを手渡してくれた。「よかったら持ってって」と。思わぬ優しさに、ふたりは笑顔で「ありがとうございます」と頭を下げた。旅の途中で受け取る人の温かさは、疲れた体にも心にも沁みる。

昼食は国道沿いの定食屋へ

日替わり定食の大盛りをペロリと平らげる

食後に店主からみかんをいただく

午後はスタンプを重ねるため、寄り道は少なめに。「道の駅みなとオアシス宇和島きさいや広場」でスタンプを押し、最後に宇和津神社へお参りする。雨が降り出しそうな空の下、近所のご婦人が声をかけてくれた。

スタンプもほとんどがそろった。残り1日、フィニッシュは近い

最後に立ち寄ったのは「宇和津彦神社」。雨が落ちてきた

「どこから来たの?」
「新潟です」
「まあ遠くから!雨が降りそうだから気をつけて行くんだよ」

短いやりとりの中にも、旅人を気にかける優しさがあった。知らない土地で交わす小さな言葉が、ふたりの心に静かに灯をともした。

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